- 1 :名無虫さん:2012/01/14(土) 23:11:42.42 ID:kup3rHKH
- 陸上の覇者である昆虫が、なぜ生命の源である海へと帰ることができなかったのか
これをみんなで考えよう - 2 :名無虫さん:2012/01/14(土) 23:12:32.66 ID:U55Xzftu
- 川にはいるのに海にはいない
塩分か? - 3 :名無虫さん:2012/01/14(土) 23:15:08.93 ID:kup3rHKH
- そうそう、川や湖にはいるんだよね
でも海にいるのはほんの数種のみなんだって - 4 :名無虫さん:2012/01/14(土) 23:49:30.18 ID:q9GeAt6t
- 昆虫は宇宙から来たからだよ
だから昆虫は海に順応できない
逆に地球で生まれた生物はみんな海に順応できている
銀河系でも海水が存在するのは地球くらいだと言われている
5 :名無虫さん:2012/01/14(土) 23:54:06.46 ID:q9GeAt6t 昆虫が宇宙から来た説を裏付けることはいくつもある
クモは無重力でも巣を作れる
ゴキブリが上半身を千切られても下半身が生きてるけどエサが食べられないから20日くらいしたら餓死するってのも他の動物では無為な行為としてまず有り得ない
そして、昆虫は地球の進化の過程に含まれていない
地球上のほとんど生物は進化の過程が解明されている
ほとんどの生物は進化の過程の骨や化石が見つかっているのに昆虫だけはそれがない
昆虫の化石の地層を見るとある年代から突然トンボやらゴキブリが今と変わらない完璧な形態で出現する
これは卵が付着した隕石が地球に落ちて来たという説が有力だ
つまり、海から生まれたわけではないから海へ帰ることはできない
6 :名無虫さん:2012/01/14(土) 23:58:47.86 ID:cdUt2KjU 海には節足動物が既にいるから
9 :名無虫さん:2012/01/15(日) 00:52:11.94 ID:??? >>6
昆虫も節足動物じゃないか・・・
7 :名無虫さん:2012/01/15(日) 00:13:07.83 ID:??? 生物は生命の源である海へと帰る
オオカミは自然を守るため日本の森へと帰る
これが真理
10 :名無虫さん:2012/01/15(日) 01:00:11.07 ID:??? 昆虫博士のとこに似たような質問あったな
そのサイトでも推測だけではっきりとした答えは出てないみたいだ
Q
海に昆虫がいないのはなぜですか?(ハリー・ポッターさんからの質問)
A
いないといっても全くいないわけではなく、アメンボの一種は海にも生息しているようです。
また(この他ウミユスリカやウミカガンボは主に海上で生活し、幼虫は海中で育つそうです。
でも、地球上で最も繁栄している生物といってもよい昆虫類が、
海では極めて弱い立場にいるのは間違いないことですよね。なぜなんでしょうね。
ここから先は半分以上ぼくの想像です。
節足動物の中で、昆虫が特長としてもっている点を一つあげるとすれば、間違いなく羽の存在でしょう。
羽があるからこそ、陸上でこれだけ栄えているということもいえますが、海などの水中では役立ちません。
それに、昆虫はもともと陸上で進化したものですし、水中ではほかの節足動物並かそれ以下の活動しかできないでしょう。
また、海は淡水に比べ生物相が多様で、それだけ生存競争が厳しいということがいえます。
すでに同じ節足動物のエビやカニが勢力を維持しているところに進出しても勝ち目がなかったのではないでしょうか。
20 :名無虫さん:2012/01/16(月) 08:15:40.51 ID:??? >>10の回答が見事に俺の感覚と一致
節足動物だと陸の覇者昆虫、海の覇者甲殻類だよな
空白地帯だったころの陸上で、たまたま昆虫が先に羽根を持ったからのような…。甲殻類が羽根を獲得していたら結果は違うかもしれん。
11 :名無虫さん:2012/01/15(日) 02:05:45.91 ID:mR+ej3Y9 何か昆虫が海に浸かると外骨格の隙間から体内に海水が入っていくイメージ
12 :名無虫さん:2012/01/15(日) 08:05:33.14 ID:??? なるほどねえ
だが皆無に近いほどいない理由には弱い気もするんだよねえ
すこしくらいニッチを見つけた種がいてもいいのにと思う
13 :名無虫さん:2012/01/15(日) 08:13:48.54 ID:??? 甲殻類7万種に対し昆虫類100万種の軍勢でもだめだったのかな
14 :名無虫さん:2012/01/15(日) 11:52:29.56 ID:5Go8TyJJ 逆に甲殻類のほうはエビの仲間のダンゴムシやワラジムシが陸上で
繁栄しているから、昆虫に空が飛べる取り柄がなかったら
陸上でも甲殻類に負けたと違うか?
15 :名無虫さん:2012/01/15(日) 14:46:29.14 ID:??? >>14
『お父さんカブトムシ捕まえに行こ!!』改め、『親父ヤシガニ捕まえに行こうぜ』ってことだな。
16 :名無虫さん:2012/01/15(日) 15:12:00.49 ID:??? 昆虫はやはり翅を持ち、空を飛ぶというニッチを獲得したからここまで繁栄出来たのかも知れない。
もしも昆虫が空を飛ぶ能力の形質が進化しなかったら、
今でも精々シミやイシノミやガロアムシみたいなのしか繁栄できなかったのと違うかな?
17 :名無虫さん:2012/01/15(日) 15:52:00.91 ID:??? 考えてみれば多くの昆虫は長い幼虫時代を地面、地中、水中で過ごし、最後に成虫として少しだけ羽ばたく
むしろ幼虫時代こそ昆虫の本当の姿で成虫は鮭でいう子孫を残すための遡上みたいなものなのかも
死ぬ前に羽をはやして生息域を広げていく手法がよっぽど優秀だったのか
18 :名無虫さん:2012/01/15(日) 16:43:03.16 ID:5HmN6kRd 淡水には水棲昆虫たくさんいるから、塩水がダメだってのはわかる
19 :名無虫さん:2012/01/15(日) 23:35:26.74 ID:??? やっぱ呼吸の問題なんすかね
21 :名無虫さん:2012/01/16(月) 20:11:05.23 ID:??? ・塩分
・宇宙から来た
・羽
・甲殻類が既に生態的地位を築いているから
・外骨格の隙間から海水が入る
・呼吸
いろんな説が出てるね面白い
22 :名無虫さん:2012/01/16(月) 22:20:29.58 ID:??? 陸上進出して水中に戻っていった奴らの生態見ていると、一番の問題は呼吸じゃないか?
そのためには静穏な場所が必要と思える。
比較的穏やかな場所を選べる淡水はともかく、波の激しい浅海ではそんな場所は見つけにくそうだ。
23 :名無虫さん:2012/01/17(火) 13:18:57.61 ID:??? 海水に進出した節足動物は大型化
陸上に進出した節足動物は小型化
呼吸と重力の関係かな
24 :名無虫さん:2012/01/17(火) 20:51:10.04 ID:??? すでに何者かが占有してる場所に進出するのってそんなに難しいのだろうか
甲殻類が羽を持たないために陸上でそこまで繁栄できなかったのはわかるとして
昆虫が海で甲殻類に劣ってることといえばなんだろう
25 :名無虫さん:2012/01/17(火) 21:55:30.88 ID:??? >>24
すでにその環境に適応している相手がいるなら、
いきなりそれ以上に適応しなきゃならないってことになるんじゃないかな?
現状、水中で呼吸できない昆虫類が、水生生物以上に水中呼吸をこなせるようになるってハードルは相当高いと思う。
26 :名無虫さん:2012/01/17(火) 23:28:50.44 ID:??? 水中で呼吸できるカゲロウやカワゲラの幼虫みたいに外鰓があるのは、淡水性の少数派だしな。
27 :名無虫さん:2012/01/18(水) 11:58:01.96 ID:JRheHFch 淡水でも、ザリガニ、ミジンコ、ヌマエビ、サワガニ、ホウネンエビといった
甲殻類が進出しているけど、いずれも空を飛べない。
タガメ、ゲンゴロウ、ミズカマキリ、タイコウチ、マツモムシといった
水生昆虫は空を飛んで池から池へ移動できる。
だから甲殻類に対抗してニッチを奪うことができた。
29 :名無虫さん:2012/01/18(水) 13:13:30.16 ID:??? ジュゴン見てると、外洋に出れない寒さに弱い餌も限られてると
よくもこんな生物が今まで生き延びてきたもんだと感心する。
海ってそんなに厳しいのか?ジュゴンが出戻り参入できるくらいなのに。
31 :名無虫さん:2012/01/19(木) 08:23:22.66 ID:??? >>29
そう言われてみればそうだ。海は草食動物が極端に少ないもんな。ジュゴンとマネティと貝類の一部くらいか。
あとは肉食動物オンリーな世界だ。ジュゴンは象が祖先らしい。
32 :名無虫さん:2012/01/19(木) 08:54:58.59 ID:nSK3Lvjk むしろ、陸に進出した甲殻類が昆虫、という発想では?
33 :名無虫さん:2012/01/19(木) 12:02:22.54 ID:W0TIHPkU >>32
昆虫にケガニやタラバガニみたいな美味いのがいないのはなぜ?
34 :名無虫さん:2012/01/19(木) 12:20:41.80 ID:8/pELuHA >>33
クモはチョコレートの味がするらしい
蝉はかにの味で、お腹の泣く所の筋肉はホタテの味らしい
35 :名無虫さん:2012/01/19(木) 12:32:36.18 ID:??? >>32
それ面白いね
系統樹がどうなってるかよく知らないが
>>33
浮力のない地上で軽くするために、ジューシーな体液の大半を捨てる進化したからじゃね?
ぷるぷるのイモムシは世界的にはかなり食われてるよ
36 :名無虫さん:2012/01/19(木) 13:09:07.67 ID:??? >>33
海産の昆布や鰹で出汁を取っても、陸生の植物や動物からは出汁を取らないのも疑問だな。
37 :名無虫さん:2012/01/19(木) 17:13:12.17 ID:??? 豚骨スープじゃだめなん?
植物じゃないけどキノコも良く出汁出るよ。
38 :名無虫さん:2012/01/19(木) 21:47:34.77 ID:??? 昆虫で取ったダシとか凄いことになりそうだなwww
39 :名無虫さん:2012/01/19(木) 22:32:13.08 ID:??? 西原理恵子がシャコに「お前ら海の中にいるから珍味扱いだけど
壁をシャカシャカ歩いてたらゴ○ブリと同じだぞ」
とか言ってたな。
40 :名無虫さん:2012/01/20(金) 19:57:48.88 ID:??? 順序が逆なんじゃ、海での生存競争に負けた節足動物が陸で進化したのが昆虫、海で活躍できなかったから陸に来たんだと思う
なぜ再進出できないのかは体の構造上海に適応しようとすると甲殻類と同様になってしまうし(極端に言えば海の昆虫が甲殻類)
陸で最も繁栄してる種だからそもそも海に進出する必要が無かったとか
42 :名無虫さん:2012/01/24(火) 14:37:52.43 ID:9moCAMNI 哺乳類が海へ進出できたのは、白亜紀末の大量絶滅で、
首長竜とか海生爬虫類が絶滅して、ニッチに穴があいたからだそうだ。
ところでクモ類、ムカデ類に羽を持ったのがいないのはなぜだろ?
なぜ節足動物で昆虫類だけが羽を持ったのだろうか?
脊椎動物は翼竜、鳥類、コウモリ、トビウオといるのに。
43 :名無虫さん:2012/01/24(火) 22:42:27.70 ID:7AJnuj4e >>脊椎動物は翼竜、鳥類、コウモリ、トビウオといる
それ、全部一つだよ。前足を翼にしたという点で。それに向いた構造があったから、それを使っただけ。
間接肢でそれやるのは難しそうだね。
昆虫の羽はどうやってできたのかは難しい問題らしいが、かなり特殊なことやったみたいだから、
そういう変化は他の類では出てこなかったと見るべきか。
現に脊椎動物でも前足でなく、背中に羽根をはやしてるのはペガサスとカラス天狗ぐらい。
コウモリも鳥も、前足使えなくなって、その点では苦労している。
44 :名無虫さん:2012/01/25(水) 12:46:32.40 ID:??? 昆虫はカブトエビやホウネンエビとの共通祖先から進化した。
カブトエビの仲間のシーモンキー(ブラインシュリンプ・アルテミア)は
海水に適応している。
しかしそれ以外の種は淡水性。
シーモンキーの海水への適応は、昆虫と分かれた後に獲得したのでは。
つまり昆虫は昆虫になる前から淡水性の節足動物だった可能性。
45 :名無虫さん:2012/01/25(水) 13:06:35.99 ID:??? 新たな生息域への進出の順番で行けば、
脊椎動物みたいに海水域→淡水域→陸上と言うのが一般に考え易そうだな。
48 :名無虫さん:2012/01/25(水) 22:26:59.16 ID:UxzeDc6F >>45
おおむねそうだろうが、カニやヤドカリの場合、海から直接陸、と言うのがある。
元から体が丈夫だから、一気に陸に上がれたんだろう。
46 :名無虫さん:2012/01/25(水) 14:55:43.01 ID:R2uSYkd9 鳥の翼は人間で云うところの腕か
47 :名無虫さん:2012/01/25(水) 22:00:29.71 ID:??? 腕から手の指までかな
49 :名無虫さん:2012/01/25(水) 23:36:06.87 ID:??? ダイオウグソクムシが陸に上がって来て欲しいなあ。
52 :名無虫さん:2012/01/26(木) 08:10:51.70 ID:??? >>49
気持ちはわかるが駆除対象になってあっという間に絶滅しかねないから止めてくれw
50 :名無虫さん:2012/01/26(木) 02:45:57.05 ID:??? 単純にニッチの問題だろうな
競合種が多い間はなかなか他の生物はその環境に進化しない
大型の種の場合は絶滅しやすいから陸上からでも進出できる事があったけど
昆虫のような小型の種はあまりにも競合する種が多いから海に適応する時間が
与えられてないんだろ
51 :名無虫さん:2012/01/26(木) 02:55:35.15 ID:??? 蛍の幼虫はえら呼吸してるらしいから海に適応できる可能性のある昆虫もいる事はいる
でもやっぱりニッチの問題だろうね・・・昆虫ぐらいの小さな生き物だと海は競合種も敵もあまりにも
多すぎる
53 :名無虫さん:2012/01/26(木) 08:21:33.21 ID:46CPuTnU より現実的な話として、ヤシガニが都会でゴミあさり。
54 :名無虫さん:2012/01/26(木) 12:50:19.84 ID:??? 昆虫は昆虫としてしか進化しないのなら、
昆虫以外の節足動物の何かに進化でもしない限り、
海への進出は難しいだろうな。
55 :名無虫さん:2012/01/26(木) 15:45:50.65 ID:HLYqxxvz 進化の過程で大型化した時、海にも
進出しようとしただろうね。
それに失敗して、小型化で地球環境に
適応していった、今後何らかの環境の激変が
起こったときに海に適応しようと試みる種が
現れる可能性はある。
57 :名無虫さん:2012/01/29(日) 20:24:14.98 ID:??? 汎甲殻類の中でも陸上若しくは淡水の汽水域で分岐したのが六脚類っぽいからなあ。
陸水にも陸に上がる必要に迫られなかった汎甲殻類は相変わらず海で繁栄してるわけで。
間違いなく陸上で分岐した鳥類が1種も海棲に戻ってないのを考えると、
尚更完全海棲に適応する方向に向かう六脚類は増えにくいんじゃないか。
それでもウミユスリカなんかは相当高度に半海棲に適応してる部類だろ。
60 :名無虫さん:2012/01/30(月) 22:47:28.09 ID:IEng1deo >>57
海鳥とペンギン、種類は結構多いぞ。産卵以外はほとんど海で暮らしているよ。
ただ、ウミヘビなどのように卵胎生になった奴がいないからな。
アフターマンにはペンギンが卵胎生になってイルカみたいになった奴が出てくる。
64 :名無虫さん:2012/01/31(火) 00:35:32.26 ID:??? >>60
海鳥が海中で行うのは索餌だけだから海棲には数えなかった。
適応の境目を決めるのはやっぱり繁殖だと思うよ。
58 :名無虫さん:2012/01/30(月) 22:38:30.04 ID:??? ウミユスリカって成虫になってから30分しか生きられないんだね
59 :名無虫さん:2012/01/30(月) 22:42:27.01 ID:wFmXzIUS >>58
セミ、ホタル、カゲロウもそうだけど、
ほとんど繁殖のために成虫になるようなものだね。
幼虫の期間のほうが長い。
61 :名無虫さん:2012/01/30(月) 22:59:34.25 ID:??? >>59
長期間幼虫で生活して羽のある期間は一瞬だから海に適応しやすかったのかな。
62 :名無虫さん:2012/01/30(月) 23:07:31.47 ID:??? >>58-59
もう成虫と言うより、繁殖目的で一瞬だけ姿を変えた特殊形態だな
65 :名無虫さん:2012/01/31(火) 08:30:19.04 ID:Ltni5QOX >>64
じゃあ、ウミガメは?アザラシは?
ちなみに水生生物の生態的な類型にはニューストンというのもある。
>>61
それは考えられないでもないが、そういう生活の昆虫は他にも多いのに、
ウミユスリカだけ、と言うのが疑問だな。
ちなみにダニ類ではウシオダニというのが海生っぽい。
66 :名無虫さん:2012/01/31(火) 11:38:36.86 ID:??? 硬骨魚以上の脊索動物は外部と内部を遮断し、
専用の器官で浸透圧を調整できるから、海に進出しやすいけど
それ以外は基本細胞単位で淡水だの塩水だのに適応しないといけないから
かなり適応のハードルは高い筈
どういう理屈かわからないけど
海水から陸水への適応は起こりやすく、逆は困難のように見える
海ユスリカなどはよく適応できたなと思うよ
無脊椎動物で淡水棲から海棲になった生物ってほとんどいないんじゃ?
67 :名無虫さん:2012/01/31(火) 11:59:36.58 ID:Ltni5QOX 現生の硬骨魚類の大半は淡水で進化してから海に戻ったものだよ。浮き袋は肺由来だし。
無脊椎で淡水→海はなかなかないけど、これはむしろ、無脊椎動物の大半が海で分化した
ものだからなあ。
むしろ菌類なんかも陸で進化したはず。海棲菌は種類多くない。粘菌も海産がないんじゃ
ないか。
68 :名無虫さん:2012/01/31(火) 14:52:22.38 ID:??? >>67
硬骨魚類が海に再適応できたのは、むしろ以前に淡水適応した時のやり方
(体の内と外を隔て、体の中に海の浸透圧を保存した)によるのだろう
硬骨魚以降の動物は、海棲でも陸生でも内部は同じ浸透圧に保たれている。
菌類も粘菌も植物も現在陸上で発展しているからといって、陸で生まれたという訳ではおそらくない
有爪動物も元は海で栄えたが、現在では陸上にしか生息していない。
狭角類も海にはほとんどいない
指摘したのは今どこで発展しているかではなく
海水→淡水 の適応に比べ 淡水→海水 の適応が一般的に困難に見えるという点だ。
それは、淡水(陸)への進出が空きニッチへの進出だったのに対し、
海への進出はすでに満員の電車に割り込むようなものだという事情を考慮してもなお、という事。
69 :名無虫さん:2012/02/01(水) 08:04:10.04 ID:Q546G1g6 >>68
そのあたりはだいたい納得できるが、
>海水→淡水 の適応に比べ 淡水→海水 の適応が一般的に困難に見えるという点
についてはどうだろう。
むしろ、そもそも海で分化発展した分類群の数と淡水で分化発展した分類群の数が
違いすぎるというのがまずある。だから、海→淡水はいくらでもあげられるが、
逆の事例はそもそも数が少ない、と言うのがまず問題だと思うな。
あと、菌類は生まれはともかく、大きく分化したのは陸だろうよ。少なくとも
糸状菌はね。植物も陸上植物と言うくらいでね。菌類はそれに関わって進化し
たものと思う。
70 :名無虫さん:2012/02/01(水) 08:45:59.16 ID:iA4cWsTD >>69
浸透圧
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4044468095/barrett50-22/ref=nosim
71 :名無虫さん:2012/02/01(水) 19:20:53.64 ID:??? >>69
無脊椎動物がほとんど海に適応しない一方で
爬虫類や哺乳類は短期間でかなり海に進出している
大型ならともかく、蛇やカメのように小型の爬虫類に中型の魚以上のニッチがあったとも思えない
おそらく彼らは空いたニッチにではなく、満員のニッチに割り込む形で海に進出していったのだろう。
不思議なのは無脊椎動物にはこの通常のニッチ争いすらほとんどみられないことだ。
戦う以前にリングの上に乗ってこないという印象。
確かに海にはどこにでも魚がいて捕食圧がきつそうだが、それは河だって沼だって大差ないし
それをさし引いても釣りが来るくらい海の栄養は豊富だ。
そして海には競合する小さな甲殻類がいるというが
それこそが無尽蔵なエサともいえる
クモは砂浜に無尽蔵にいるトビムシをなぜ放置しているのか?
何か特別な理由がないとこの事実の説明は難しいと思う。
そしてその理由は塩水環境への適応であろうとヤマカンしてみるわけだ。
72 :名無虫さん:2012/02/01(水) 22:40:26.05 ID:Q546G1g6 多足類は昆虫、クモ以上に海にいないよね。
73 :名無虫さん:2012/02/02(木) 06:12:52.78 ID:??? 多足類は海からは化石も出ていない
体にクモの書肺のような鰓の痕跡もない
これは昆虫と同じで、その発生自体が淡水域に起源があるからではないだろうか?
いろいろな状況証拠から多足類は六脚類より古い時代に
先行する形で上陸していた微細な甲殻類に起源があるのではないかと
個人的には考えているのだが、どうだろう。
カニやフナムシなどおおむね海水の浸透圧を持ったまま陸で生きている無脊椎動物はしばしば見るが
逆はない
この事が陸水から海水への移行の難しさの一面を物語っているのかもしれない。
74 :名無虫さん:2012/02/02(木) 11:45:48.85 ID:uqnBWzsN したら、多足類については昆虫みたいのから進化した可能性も?
普通は同規体節制は異規体節制より原始的と見るわけだが、どうもそれに当たる先祖も見いだしにくい。
ムカデエビだって単純に原始的とは見なせないようだし。
だったら、昆虫のような先祖から、腹部の構造を省略して、胸部体節が重複するように増えた、と言う
シナリオはあるか?
77 :名無虫さん:2012/02/03(金) 07:12:11.83 ID:??? >>74
汎甲殻類のルーツには恐らく実際にノープリウス幼生に似た祖先が存在したのだろう思う、
そしてそれ以前の姿は手がかりがなく、まったくわからない
このノープリウス幼生は3対の側枝を持ち、はっきりしないながら既に4つの体節を持っていると考えられる。
汎甲殻類はこのノープリウスの部分を先頭に、新たな体節を後方に追加する事で進化してきた。
ノープリウスの前方の脚は第一触覚に中間の脚は第二触覚に、後方の脚は大顎になった。
それに引き続き第一下顎、第二下顎の体節を追加した6体節からなるのが現在の汎甲殻類の頭部基本形。
多足類の頭部は昆虫と同じく第二触覚を失っているもののこの甲殻類の特徴と一致する。
遺伝子解析の結果はいまいち曖昧だけど、形態的に多足類と汎甲殻類が大顎類という大グループを作る事は明白に思える。
つまり簡単にいえば多足類はまだ小体節だった古い甲殻類から別れたと考えるのが妥当だろうと。
ところで多足類の発生にはノープリウスの段階はなく
辿れる最も原始的な段階として様々なところに6本脚のステージが現れる
どうもこの6本脚の段階が多足類の進化には非常に重要であったようだ。
もっとも6本脚といっても十数体節ある六脚類のそれとは異なり体節はずっと少ない
生まれた時のエダヒゲムシの体制がこの多足類の原始形にあたるのだろうと思う。
多足類にはこのエダヒゲムシの幼体様の体制で土壌生物として安定した地位を築いていた時代があったのではないだろうか?
それは恐らく動植物の本格的な陸上進出が始まるデボン紀以前の事で
もしかしたらカンブリア紀以前かもしれない
自分は陸上の河沿いや湿地にはかなり早い時期から藍藻類や苔や地衣類を中心とした部分的で小さな淡水の生態系があったと考えている(それは現在もある)。
クマムシやセンチュウ、初期の多足類などがそのメンバーとなる顕微鏡サイズの生態系だ。
クマムシも多足類もこの段階で陸上に隔離され、以後独自の系統になった、と考えてみた。
そう考えれば分岐年代の古さも一応説明が可能だが
78 :名無虫さん:2012/02/04(土) 01:37:42.95 ID:F8faUjVL 三葉虫やアノマロカリスが絶滅するんだから多足類が海で成功するはずない。
81 :名無虫さん:2012/02/04(土) 09:04:29.48 ID:??? 節足動物が環形動物から出たというのは
少し前までは結構メジャーな説だったと思うが
82 :名無虫さん:2012/02/05(日) 05:55:39.19 ID:zZsQpI1z >>81
その通りだが、現在では激しく否定されている。
だから、それ以降の話で行きたいじゃないか。
そもそも、昆虫が甲殻類起源というのはさらに新しい。
83 :名無虫さん:2012/02/05(日) 10:16:09.02 ID:RIbvY8Ii 生命って、海で生まれたんですよねぇ。
だったら、三葉虫なんかが陸に上がったと考えるのがしぜん
ではないでしょうか?
カニは蜘蛛だし、エビはサソリでしょう?
でもって、足が3対の昆虫はやどかりね。岡ヤドカリもいるし。
だから、海に進出しなかったんじゃなくて。
海から出てきたら居心地よくって、
羽がはえちゃって、で、大爆発ですよ。
ダメ?
84 :名無虫さん:2012/02/05(日) 11:08:53.36 ID:??? >>83
ダメかと聞かれればダメでしょうねw さすがにその大雑把さでは
もし三葉虫が上陸してたんなら、それを追ってアノマロカリスも上陸して
いまもどっかでひっそり生き残ってるかも
それはそれで夢がある話だけどね
85 :名無虫さん:2012/02/05(日) 12:02:11.51 ID:RIbvY8Ii >>84
だって、アノマロカリスって足無いぢゃん。
三葉虫がそのまま上がってきたんぢゃなくてぇ、
進化しながらですよ。
三葉虫はオオグソクムシとかタイノエとかになりました。
ワレカラなんかカマキリになったっぽいぢゃん。
86 :名無虫さん:2012/02/05(日) 12:16:41.35 ID:??? >>85
べつに足なくてもいいじゃん
ほら、ミミズだったカタツムリだって上がってきてるんだしさw
まあアノマロカリス類には足のある種もいるんだけど
ワレカラとカマキリは確かにちょっと似てる気もするなw
でもカマキリはワレカラではなく、ゴキブリやシロアリの仲間らしいよ
87 :名無虫さん:2012/02/05(日) 12:17:42.50 ID:91hVN/P0 >>85
>だって、アノマロカリスって足無いぢゃん。
最近の研究じゃ足があったらしい。
http://ameblo.jp/oldworld/entry-10409355740.html
88 :名無虫さん:2012/02/05(日) 13:58:31.64 ID:RIbvY8Ii >>87
やっぱ、あの形態では足、あったよなぁ。
でもって、あのころは脊椎動物なんてまだピカイアだし、虫だけ
いきなり地上にいるって、おかしくねぇですか?
流れとして海から上がってきたってぇのが自然だと思うんですけどねぇ。
さらには、昆虫のやつらは変態するんですよ?
そんなのもう訳わかんないぢゃないですかぁ?
海からぢゃないとすると、やっぱ宇宙からですよ・・・・
89 :名無虫さん:2012/02/05(日) 15:52:58.78 ID:??? >>88
> さらには、昆虫のやつらは変態するんですよ?
> そんなのもう訳わかんないぢゃないですかぁ?
人間だって変態してるよ、お母さんのお腹の中で
発生初期には鰓があるし、尻尾があるし、鼻は目より上にくっついてる(魚のレイアウト)
93 :名無虫さん:2012/02/06(月) 09:54:33.38 ID:9Ms1Rojv >>88
>虫だけ いきなり地上にいるって、おかしくねぇですか?
むしろ、これは虫だから。
外骨格あるし、足あるし、だから水中生活の奴でも陸上で活動可能なのはいくらもある。
たとえばイセエビ陸に揚げて見。ちゃんと歩くから。
現在でも、海岸線の打ち上げられた海藻の下なんかは、いろんな甲殻類歩いてる。
だから、さほど難しい適応などなくても、少なくとも這い上がれた。
餌は、海の生き物の打ち上げられたものがいっぱいあったはず。
95 :名無虫さん:2012/02/06(月) 10:11:14.24 ID:A8zpj55b >>93
つまりは甲殻類は、上陸しやすかったってぇことですよねぇ?
だから、やっぱおいらが言ってるように、このスレの名前そのものが
おかしいんですよ。
「昆虫はなぜ海に進出できなかったのか」
ではなくて。
「甲殻類が進化した昆虫がなぜ海に帰らなかったのか?」
が正しいんぢゃねぇでしょうか?
96 :名無虫さん:2012/02/06(月) 10:17:54.21 ID:9Ms1Rojv >>95
>やっぱおいらが言ってるように
そんなこと言ってたか?
>「甲殻類が進化した昆虫がなぜ海に帰らなかったのか?」
それはある意味でその通り。ただし、論理矛盾ではある。わざわざ陸向きに進化して、
どうしてもう一度海に戻る必要がある?
かつまたたとえば脊椎動物も陸へ登ってきて、でも鯨みたいに立派に海の動物相で
大きな顔をしてるのがある。だから、「なぜ昆虫は…」というのが疑問なのも確か。
97 :名無虫さん:2012/02/06(月) 11:35:38.28 ID:A8zpj55b >>96
>わざわざ陸向きに進化して、
どうしてもう一度海に戻る必要がある?
ですからぁ、地上に出てきたら居心地良くって翅はえちゃってバーン。
ですよ。
そうすれば、蛹も説明がつく。
変態時にどうしても必要な「海」をカプセルにしたものが、
サナギなんですよ・・・きっと・・
98 :名無虫さん:2012/02/06(月) 11:44:19.59 ID:A8zpj55b >>89
>人間だって変態してるよ、お母さんのお腹の中で
発生初期には鰓があるし、尻尾があるし、鼻は目より上にくっついてる(魚のレイアウト)
それは知ってますけど、そーゆーのは変態ぢゃなくて「成長」
だって、芋虫がサナギになって挙句の果てには翅はやしてって・・
もう違う生き物ぢゃないですかぁ。
ゾエアが蟹になるのも変態でしょ?
だからぁ、甲殻類からのぉ昆虫進化説なんですけど?
100 :名無虫さん:2012/02/06(月) 11:53:28.89 ID:??? >>98
変態と成長には本質的な違いはないよ
人の印象で変化の大きいものを変態と言っているだけ。
103 :名無虫さん:2012/02/06(月) 15:03:47.51 ID:A8zpj55b >>100
大した違いはないよって、あぁた芋虫が蝶ですよ?
そんなことするのは虫だけなんですよねぇ。
甲殻類⇒昆虫、がダメなら、んぢゃおいらはやっぱ宇宙説だな。
「クマムシ」レベルの丈夫さがあれば隕石にくっついて、やってきても
おかしかぁないな。
あ、「クマムシ」は昆虫ぢゃないか。
105 :名無虫さん:2012/02/06(月) 20:40:47.14 ID:??? >>103
芋虫から蝶という変化は印象は派手だが変態としては保守的な部類だよ
体節、側枝、神経や消化器官や呼吸器官、頭部胸部腹部という昆虫らしいブロック構成も変わらない
確かに色々変わる部分もあるのだが、基本的なボディプランに変更はない。
翅だっていきなり生えるわけでわなく幼虫のうちから所定位置に小さいのが育っている。
確かに体の大部分がいったんドロドロになってしまうというびっくり変態だが
その割に結果は驚くほど元の体制を維持している。
大きく変わってしまう例は、左右相称のプルテウス幼生から体内にできた五放射対象のウニ原基に体を乗っ取られるようにして変態するウニや
自由生活のノープリウス幼生から宿主の体に入り、神経も消化管もない木の根のような成体に育つフクロムシなどがあげられる。
90 :名無虫さん:2012/02/05(日) 23:34:39.60 ID:91hVN/P0 サナギの期間がある動物って昆虫以外にいるの?
カニやエビは脱皮はするけどサナギにはならない。
94 :名無虫さん:2012/02/06(月) 09:57:49.58 ID:9Ms1Rojv >>90
>サナギの期間がある動物って昆虫以外にいるの?
ない。なぜなら、蛹というのが昆虫の変態の一時期についた名だから。
ただし、黄身の考える蛹が蛹のすべてでない可能性は考えるように。泳ぐ蛹や
歩く蛹もある。
逆に、他の動物でも蛹のような段階はある。一時期大きく姿を変えたり、唐突に
運動性がなくて何も食べない時期があったり。
91 :名無虫さん:2012/02/05(日) 23:43:18.16 ID:91hVN/P0 あの蛹の中で一度ドロドロになるっていうのは地球の生物じゃないな。
92 :名無虫さん:2012/02/06(月) 01:21:01.94 ID:??? サナギは完全変態類に独特のステージだけど
変態自体は生物の成長の中で非常にありふれた現象だよ
99 :名無虫さん:2012/02/06(月) 11:50:59.66 ID:??? やっぱりちょっと不自然なんだよね、昆虫が海に進出してないのは
>わざわざ陸向きに進化して・・・
という話もあるが、
淡水域で見る限り昆虫は頻繁に水棲になったり陸生になったりしていて
水への適応は自在にできるように見える。
今の水生昆虫の多くは一度水棲から陸生になって、その後再び水棲に進化したもので
系統も水中での酸素の確保の仕方もまちまちだ
多系統が独立に適応しているということは適応が比較的簡単だった事を表している。
どうも昆虫が水を苦手としているとは思えない。
あくまで海水が苦手なのだ。
102 :名無虫さん:2012/02/06(月) 14:59:22.03 ID:1Vp3C+4U 難しいなぁ
107 :名無虫さん:2012/02/07(火) 09:45:24.91 ID:??? 素人の意見が聞きたいんだな
昆虫の優れている点は移動力だあんなに小さい体で広範囲に瞬時に動ける
これは繁殖の機会や餌の取得の面で非常に有利に働く
海はあの大きさで早く移動できない。長所を放棄する事になる
翅にしても水の中に入ると濡れるし、塩分を含んだ水なら乾かしても塩の結晶がつくし
浸透圧で体内の水分が出て行かないようにエネルギーを消費しないといけない
肉食の魚が多い中で、成長途中で蛹になるのもリスクが大きい
これだけのデメリットを抱えて得られるメリットが少ないことが原因だろうな
108 :名無虫さん:2012/02/07(火) 10:55:21.57 ID:HEpmOXwl >>107
論に納得できるところがない。
確かに水中では空中ほどの速度は維持できまいが、代わりに水流がある。
ハマグリだって一晩に1キロ流れて移動すると言うぞ。
浸透圧については論外。
肉食魚が多いと言っても、陸上では鳥がいっぱいいる。条件は変わらないはずだ。
蛹になるのはリスクかも知れんが、それは陸上だって同じだ。蛹がうまく隠れる
ようにすればいいだけのこと。
素人の意見が聞きたい訳じゃない。単におもしろい意見が聞きたいだけ。もっと
おもしろくて納得できる論がほしいものだ。
112 :名無虫さん:2012/02/07(火) 12:41:39.75 ID:??? >>108
どう納得できないか言わないと説得力に欠けるよ
水流ってw自力じゃないじゃん。流されてるだけw
何故論外なのかの説明がないと論外だな
条件が変わらないってw密度と種類の豊富さが違う
意見を否定しているだけで、つまらん
109 :名無虫さん:2012/02/07(火) 11:21:17.25 ID:??? カゲロウやユスリカの幼虫は汽水域でもいる気がする
水位が低位置で安定していれば、塩分もOKなのかも
あと淡水でも深い湖などのど真ん中では水上を飛んでくるの以外は見ないんじゃないかな
ちなみにアメンボは海にもいるよ
111 :名無虫さん:2012/02/07(火) 12:37:15.61 ID:??? 逆に陸上で繁栄しているのに海に進出しないといけないんだ?
陸上で存在を脅かされるようになれば、自然と海に出るだろ
要するに陸上には競合する種がいないから海に出ていないのだ
113 :名無虫さん:2012/02/07(火) 13:06:31.62 ID:??? >>111
たぶんそういうもんじゃなくて
生物分布は特に意味もなくただ単に広がっていくのだと思う
拡散していくって感じ
生物は繁栄したいと思ってる訳ではないし
どの方向にいけば繁栄できるか知っているわけでもない
いろんなところにランダムに拡散し、たまたまそこで繁栄した群が残るというだけだ
その繰り返し
それを外から結果だけ見ると、一定方向への進出に見える場合があるというだけなんだと思う。
116 :名無しさん:2012/02/07(火) 22:47:48.71 ID:??? >>113
という事は海では全く繁栄できなかったんだな
陸地と違うところは塩と波か
114 :名無しさん:2012/02/07(火) 17:22:04.34 ID:??? ほう面白いね
そんなものなんだな
115 :名無しさん:2012/02/07(火) 22:14:24.72 ID:??? 進化論的に言うとそうかもな
たまたまそこの環境に適応したものだけが繁栄して来た。
117 :名無しさん:2012/02/08(水) 04:53:14.95 ID:??? 「無脊椎動物は海に適応できない」、と言ったのには少し誇張があるので一応補完しておくと、
昆虫では前出の海ユスリカなど40種程、すでに海や海辺に適応したものが確認されており
三岐腸類にも陸貝にもたしか海に適応した種類は存在したはず(うろおぼえ)。
淡水域で分化したと言われている鰓脚類からも海生種が出ており、
アルテミア・サリーナは海の何倍にもなる塩湖ぬ高塩環境にも適応した。
まあ、けっして塩水適応が不可能という訳ではないのだ
だが、やはり全体から見ると種数的にも量的にも僅少と言わねばなれず、
海に進出しているという印象には遠い。
希望を言えば、そこいら中にいるワラジムシや
クリスマス島を埋め尽くすアカガニのように
「ドヤ顔」で海を闊歩していて欲しいものだ
特に昆虫は陸では圧倒的な種数と頭数を誇って文句なしの一人勝ち状態で
その適応力の凄さはさんざん見せつけられているだけに、海でのおしとやかさには疑問が残る。
118 :名無しさん:2012/02/08(水) 10:15:21.97 ID:??? >>117
塩水に対応できるという事は、空気が無いと駄目なんだろうな海ユスリカも潮間帯に棲むし
ゲンゴロウのようなお尻の気泡は海水では付かないし
水カマキリのような管も波が高すぎるのだろう
119 :名無しさん:2012/02/08(水) 13:15:01.39 ID:??? 海へ進出して行けば、
肉食性の昆虫にとっては、小魚や貝類などが沢山棲んでるし、
植物食性なら、海藻類が豊富な海なのに実に勿体無いよな。
120 :名無しさん:2012/02/08(水) 13:34:51.42 ID:??? マイマイカブリなんか塩分さえ我慢出来れば
磯場にびっしり張り付いている
タマキビとかイシダタミガイとか食い放題だと思わない?
121 :名無しさん:2012/02/08(水) 13:53:00.98 ID:??? オサムシ類だってゴカイが食い放題w
122 :名無しさん:2012/02/08(水) 17:17:21.07 ID:I41T21UI 魚に狙い撃ちされるのがオチじゃね?
123 :名無虫さん:2012/02/08(水) 23:04:17.37 ID:??? 世代交代が早く殖えるのも早いから、
下位被捕食者としても丁度良いんじゃない?
124 :名無虫さん:2012/02/14(火) 22:02:13.28 ID:??? これから進出します
ちょっと待っててね
byムシキング
125 :名無虫さん:2012/02/20(月) 12:36:47.96 ID:??? ウミクワガタってのは既にいる
127 :名無虫さん:2012/02/21(火) 21:53:52.01 ID:??? >>125
昆虫じゃないみたいだね
しかし動きと形がクワガタだ
http://www.youtube.com/watch?v=Rdglay7U4Uw
129 :名無虫さん:2012/02/22(水) 08:17:29.49 ID:oqP2iZ6d >>127
うわああ、すごい!!!!!
つうか昆虫の定義がそもそも
間違っているとかはにあのかね?
海に住んでる「外骨格生物」は全部
「虫」でいいのでは?
カニやエビなんてどうみたって虫じゃんかよ。
133 :名無虫さん:2012/02/22(水) 12:51:38.40 ID:??? >>129
虫って日本語は、昆虫より遥かに範囲が広いんよ
古くは貝も蛇もカエルも、もちろん昆虫もエビカニも虹も虫
獣と鳥と魚(とヒト)以外全部「虫」扱い。龍も長虫と言われるくらいだからねw
135 :名無虫さん:2012/02/23(木) 04:18:46.29 ID:??? >>133
最もオーソドックスな虫、つまり「真虫」は蝮、爬虫類だもんな。
しかし、昆虫類は「虫」、それ以外は「蟲」って書く場合が多いんじゃないか
ってベクターケースファイルの人は書いてた。
126 :名無虫さん:2012/02/21(火) 14:16:14.30 ID:DBK5KZWV 昆虫は陸上で繁栄する為に小型化したが、
小型の動物は大量絶滅後もそれなりに生き残って
ニッチを空けてくれないから難しいんじゃない?
それに比べ大型の動物は空いたニッチで適応してける。
淡水域で昆虫が多く見られるのは、新しく出来た水溜りに
羽を使って飛んできて天敵のいない状態で適応が出来るから
と思うよ。
134 :名無虫さん:2012/02/22(水) 13:01:18.28 ID:??? 元祖水棲昆虫のカゲロウやトンボもいないんだよな
むしろ双翅目などの最新モデルが適応を果たしている。
136 :名無虫さん:2012/02/23(木) 12:01:30.09 ID:0a06u0Rk いや、昔は全部「蟲」だったのでは?
それに、クモとかは昆虫だと思ってる人間も珍しくないぞ。
>>134
それはむしろ、昆虫が淡水起源であれば当たり前なのでは?
137 :名無虫さん:2012/02/24(金) 06:32:58.29 ID:??? 考えてみると、あれだけ適応力のある昆虫が
汽水域にさえ進出していないのが不思議なんだよな
138 :名無虫さん:2012/03/01(木) 15:37:32.08 ID:eg2EjGQJ >それはむしろ、昆虫が淡水起源であれば当たり前なのでは?
水生昆虫の住む川や湖沼は、長い時間の中で海に飲まれたり独立したり
定期的に塩水←→淡水の過渡的状況を提供していた筈で
言えば、水生昆虫は最も自然に海生への進化が起こる位置にいる生物だった筈
なのに、そこからは起こらなかったというのが不思議だなと
それから水生昆虫といえば、かつていたであろうと想像される
有翅昆虫の前段階、気管鰓を持ち羽化をしない完全な水生昆虫のグループから
海生が出なかったいうのはむしろ考えにくい事ですらある。
139 :名無虫さん:2012/03/03(土) 21:19:01.95 ID:p5V3zFod フナムシって昆虫じゃないの?
140 :名無虫さん:2012/03/03(土) 21:34:34.48 ID:??? 等脚類だお
141 :名無虫さん:2012/03/04(日) 03:54:57.79 ID:??? ニッチ以外に、何か決定的致命的な理由があるとしか思えない
142 :忍法帖【Lv=40,xxxPT】 :2012/03/04(日) 19:50:09.75 ID:??? サンシャイン水族館ダイオウグソクムシ飼育やめたんだな残念
143 :名無虫さん:2012/03/06(火) 13:38:54.91 ID:Mdzaf7lt 昆虫が地上に進出したのは両生類などより遥かに早い
等脚類や節足動物なんかが海に戻った昆虫なのかもしれん
146 :名無虫さん:2012/03/07(水) 13:41:56.15 ID:??? >>143
折角一行目は良い事書いてるのに、2行目は別人の様に妙な事を書いてる。
144 :名無虫さん:2012/03/06(火) 19:50:26.87 ID:??? ひょっとして甲殻類といいたいのか?
145 :名無虫さん:2012/03/06(火) 21:53:59.12 ID:??? 簡単な分類の知識くらい詰めといたほうがいいな
147 :名無虫さん:2012/03/07(水) 15:18:49.53 ID:??? 六脚類はそれなりには海棲に適応してる部類じゃない?
生活域が海上のもいれば繁殖域が海水のもいるし、満潮時に水没する巣穴に棲んでるのもいる。
あれだけ繁栄した後で淘汰圧を受けた頭足類が一切淡水に移らないのと比べれば相当なもの。
148 :名無虫さん:2012/03/07(水) 15:39:41.21 ID:??? >>147
> あれだけ繁栄した後で淘汰圧を受けた頭足類が一切淡水に移らないのと比べれば
それも謎なんだよな
タコなど一定時間なら上陸も可能だというのに。
149 :名無虫さん:2012/03/07(水) 16:47:41.69 ID:vDQ3fwW2 ナメクジみたいにそこいらを這い回るタコとかいるとおもしろかったのにな。
153 :名無虫さん:2012/03/21(水) 17:53:13.17 ID:??? また虫たちの季節が巡ってきた
154 :名無虫さん:2012/03/21(水) 19:05:03.75 ID:??? でも海水棲ウミチャバネゴキブリとか居たらイヤだよな
155 :名無し虫さん:2012/03/22(木) 01:38:23.17 ID:??? >>154
怖くて泳げない。砂浜歩けない〜。
でもゴキブリって森林性だと家にいる奴よりばい菌保有量少ないの?。
だとしたらウミゴキは実害なし?
156 :名無虫さん:2012/03/22(木) 13:51:20.40 ID:??? ゴキはあの俊敏さと群集性が恐いんだろうな
磯場ならフナムシとか、山ならザトウムシとか
結構恐いよね
157 :名無虫さん:2012/03/23(金) 12:42:46.08 ID:z5/RTZD/ フナムシはともかくザトウムシのような糸屑みたいだろ
海はにょろにょろぬるぬる粘膜系の連中こそイヤだわ
下手すりゃ透明で見えない
158 :名無虫さん:2012/03/23(金) 14:21:25.82 ID:??? 森の中に入って腐葉土を少しかいたらヒメフナムシをよく見かけるよ。
ワラジムシみたいでカワイイと思うな。
159 :名無虫さん:2012/03/23(金) 21:54:38.61 ID:iD8hbYM2 昔「科学朝日」に「陸で食い詰めず、海で苦労の必要なし」って特集が載ってたけど、案外それが真相じゃないのかね?
陸でいくらでも適応できる場があるから、わざわざ海を目指す必要性がなかったってこと。
160 :名無虫さん:2012/03/23(金) 23:07:26.81 ID:??? >>159
それらしい話なんだが、その論法だとイルカやペンギンはどんだけ食い詰めてたんだって話になる
自然淘汰の解説は証拠の無いことが多く、よく眉に唾を付けて聞かないとうまく「進化論的空想」に丸め込まれてしまう。
そもそも生物は食い詰めて分布を広げるわけではない。
生物はもともと自然に拡散してゆくもので、その中で飢えた群は滅び、そうでない群は生き残りまた拡散する
そのくり返しが結果的に良い環境の方に移動や進出をしたように見えるというだけだ。
何かを目指して進化や適応をした生物なんていない
161 :名無虫さん:2012/03/23(金) 23:30:52.94 ID:??? 海を目指す必要性とかwww
進化に方向性が存在してるなんて考え古臭すぎて笑うよなwww
163 :名無虫さん:2012/03/24(土) 15:11:23.50 ID:X62P1neP 昆虫という分類に誤りがあると仮定すれば
昆虫は海洋にも適応しているし、覇者と呼べる個体数を保有しているだろう
そもそも分類学なんてめちゃくちゃなんだから
こういうくくりの議論は無駄だ
164 :名無虫さん:2012/03/24(土) 15:35:20.94 ID:??? >>163
取りあえず君の考える「海洋にも適応しているし、覇者と呼べる個体数を保有している」という
正しい『昆虫』の定義を教えてくれ
話はそれからだ
166 :名無虫さん:2012/03/25(日) 14:12:13.93 ID:??? エビ・カニ・カブトガニ・三葉虫などを入れた分類なら、容易に「海でも栄えた」と言える。
分類なんて人間の作った物なんだから、昆虫が海で栄えなかったというより、海にいない羽のある甲殻類を人類が勝手に昆虫と分類しただけ、と言えば言えないこともない。
>>163の言い分はそういうことだろう。
167 :名無虫さん:2012/03/25(日) 14:53:33.21 ID:??? >>166
その話のおかしいところは、
「海でも栄えた」と、明らかにある分類を使用して「と言える」と結論しているのに。
同時に、「人類が勝手に分類しただけ」と、分類自体を否定してしまっている事
自分の話の前提を自分で崩している。
それから
>海にいない羽のある甲殻類を人類が勝手に昆虫と分類しただけ
は、いろいろ間違っている
昆虫は少数ながら海にもいるし、翅がない昆虫もいる。
そして昆虫が甲殻類の仲間であることは最近ようやくわかった事だ。
165 :名無虫さん:2012/03/24(土) 17:45:34.48 ID:??? 甲殻類が地上の覇者なら筋は通るけど
昆虫が海洋に適応ねぇ?
180 :名無虫さん:2012/03/26(月) 22:52:58.71 ID:AOyqQcUH 昆虫は宇宙から来た説
俺は信じるよ
あの外見は宇宙生物そのものだ
人間が本能的に昆虫に対して嫌悪感を持つのは遺伝子レベルで拒絶してる証拠
183 :名無虫さん:2012/03/27(火) 07:55:48.14 ID:??? スレを読み返していてふと思ったんだが
昆虫は陸水(淡水)域ではよく水中生活に適応している
しかし、水棲の鋏角類というのは希少だし
多足類に至っては聞いたことがない。
もしかして昆虫は節足動物の中で、淡水と非常に相性のよい、ちょっと特別な生物なのか?
193 :名無虫さん:2012/03/28(水) 20:50:14.03 ID:??? 話題は少しずれるけど、なぜ甲殻類、昆虫の巨大化には限度があったのだろう?
最初は臓器の慣性、、、偏りに問題かと考えたが、隔壁設ければ問題となり得ないし、外敵に対してのの対防御性は捨てがたいものがあると思うけどなあ。。。。
194 :名無虫さん:2012/03/28(水) 21:22:20.44 ID:??? >>193
甲殻類総合スレッドpart1からコピペ
今一番ネックになっていると思われるのは
現在の酸素分圧下で、巨大な体全体に供給する酸素を確保するためには
気管の表面積を増やすための膨大な枝分かれが必要で
その複雑な気管の脱皮が出来ないというもの
195 :名無虫さん:2012/03/28(水) 21:26:58.83 ID:??? >>194
なるほど、信憑性の高い仮説だなあ。
しかし脱皮にまで考え及ばなかったw、すごいわ
結局生みも巨大化も呼吸の仕組みが阻害している可能性大のかもしれんね。
196 :名無虫さん:2012/03/28(水) 23:23:30.09 ID:??? 水棲に進化した昆虫はいろいろいるけど
本格的にエラを作ったのは案外少ないんだよな
カゲロウとかヘビトンボとかに限られる
あとのは空気の粒を抱えたり、しっぽから管を水面に出したり
なんだか怪しげな方法で酸素を確保している。
それでも他の系統から見れば、水棲化にあたって一度失ったエラを復活させられた奇跡の系統ではあるんだが
197 :名無虫さん:2012/03/29(木) 09:00:07.82 ID:??? 人類だって水棲化出来てないしな。
203 :名無虫さん:2012/04/02(月) 20:44:10.56 ID:SKBZI7Oo >>197
人類は一度水生動物化してから陸に上がって今の人類になった。
だから体毛がないんだぜ?
206 :名無虫さん:2012/04/02(月) 22:18:08.26 ID:??? >>203
昔ムーでハルマゲドンで人間が全滅した後、人間に取って代わる生物進化予想図特集組んでたな
198 :名無虫さん:2012/03/29(木) 14:36:59.55 ID:??? 猫類だって水棲化出来てないしな。
200 :名無虫さん:2012/04/02(月) 15:05:48.53 ID:gVGEZeXG >>198
アザラシはネコ目
着ぐるみアザラシ ゴマちゃん
211 :名無虫さん:2012/04/03(火) 02:46:16.59 ID:??? 顔を水につけるのって勇気要るからな
私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い
昆虫の誕生 一千万種への進化と分化
クモは無重力でも巣を作れる
ゴキブリが上半身を千切られても下半身が生きてるけどエサが食べられないから20日くらいしたら餓死するってのも他の動物では無為な行為としてまず有り得ない
そして、昆虫は地球の進化の過程に含まれていない
地球上のほとんど生物は進化の過程が解明されている
ほとんどの生物は進化の過程の骨や化石が見つかっているのに昆虫だけはそれがない
昆虫の化石の地層を見るとある年代から突然トンボやらゴキブリが今と変わらない完璧な形態で出現する
これは卵が付着した隕石が地球に落ちて来たという説が有力だ
つまり、海から生まれたわけではないから海へ帰ることはできない
昆虫も節足動物じゃないか・・・
オオカミは自然を守るため日本の森へと帰る
これが真理
そのサイトでも推測だけではっきりとした答えは出てないみたいだ
Q
海に昆虫がいないのはなぜですか?(ハリー・ポッターさんからの質問)
A
いないといっても全くいないわけではなく、アメンボの一種は海にも生息しているようです。
また(この他ウミユスリカやウミカガンボは主に海上で生活し、幼虫は海中で育つそうです。
でも、地球上で最も繁栄している生物といってもよい昆虫類が、
海では極めて弱い立場にいるのは間違いないことですよね。なぜなんでしょうね。
ここから先は半分以上ぼくの想像です。
節足動物の中で、昆虫が特長としてもっている点を一つあげるとすれば、間違いなく羽の存在でしょう。
羽があるからこそ、陸上でこれだけ栄えているということもいえますが、海などの水中では役立ちません。
それに、昆虫はもともと陸上で進化したものですし、水中ではほかの節足動物並かそれ以下の活動しかできないでしょう。
また、海は淡水に比べ生物相が多様で、それだけ生存競争が厳しいということがいえます。
すでに同じ節足動物のエビやカニが勢力を維持しているところに進出しても勝ち目がなかったのではないでしょうか。
節足動物だと陸の覇者昆虫、海の覇者甲殻類だよな
空白地帯だったころの陸上で、たまたま昆虫が先に羽根を持ったからのような…。甲殻類が羽根を獲得していたら結果は違うかもしれん。
だが皆無に近いほどいない理由には弱い気もするんだよねえ
すこしくらいニッチを見つけた種がいてもいいのにと思う
繁栄しているから、昆虫に空が飛べる取り柄がなかったら
陸上でも甲殻類に負けたと違うか?
『お父さんカブトムシ捕まえに行こ!!』改め、『親父ヤシガニ捕まえに行こうぜ』ってことだな。
もしも昆虫が空を飛ぶ能力の形質が進化しなかったら、
今でも精々シミやイシノミやガロアムシみたいなのしか繁栄できなかったのと違うかな?
むしろ幼虫時代こそ昆虫の本当の姿で成虫は鮭でいう子孫を残すための遡上みたいなものなのかも
死ぬ前に羽をはやして生息域を広げていく手法がよっぽど優秀だったのか
・宇宙から来た
・羽
・甲殻類が既に生態的地位を築いているから
・外骨格の隙間から海水が入る
・呼吸
いろんな説が出てるね面白い
そのためには静穏な場所が必要と思える。
比較的穏やかな場所を選べる淡水はともかく、波の激しい浅海ではそんな場所は見つけにくそうだ。
陸上に進出した節足動物は小型化
呼吸と重力の関係かな
甲殻類が羽を持たないために陸上でそこまで繁栄できなかったのはわかるとして
昆虫が海で甲殻類に劣ってることといえばなんだろう
すでにその環境に適応している相手がいるなら、
いきなりそれ以上に適応しなきゃならないってことになるんじゃないかな?
現状、水中で呼吸できない昆虫類が、水生生物以上に水中呼吸をこなせるようになるってハードルは相当高いと思う。
甲殻類が進出しているけど、いずれも空を飛べない。
タガメ、ゲンゴロウ、ミズカマキリ、タイコウチ、マツモムシといった
水生昆虫は空を飛んで池から池へ移動できる。
だから甲殻類に対抗してニッチを奪うことができた。
よくもこんな生物が今まで生き延びてきたもんだと感心する。
海ってそんなに厳しいのか?ジュゴンが出戻り参入できるくらいなのに。
そう言われてみればそうだ。海は草食動物が極端に少ないもんな。ジュゴンとマネティと貝類の一部くらいか。
あとは肉食動物オンリーな世界だ。ジュゴンは象が祖先らしい。
昆虫にケガニやタラバガニみたいな美味いのがいないのはなぜ?
クモはチョコレートの味がするらしい
蝉はかにの味で、お腹の泣く所の筋肉はホタテの味らしい
それ面白いね
系統樹がどうなってるかよく知らないが
>>33
浮力のない地上で軽くするために、ジューシーな体液の大半を捨てる進化したからじゃね?
ぷるぷるのイモムシは世界的にはかなり食われてるよ
海産の昆布や鰹で出汁を取っても、陸生の植物や動物からは出汁を取らないのも疑問だな。
植物じゃないけどキノコも良く出汁出るよ。
壁をシャカシャカ歩いてたらゴ○ブリと同じだぞ」
とか言ってたな。
なぜ再進出できないのかは体の構造上海に適応しようとすると甲殻類と同様になってしまうし(極端に言えば海の昆虫が甲殻類)
陸で最も繁栄してる種だからそもそも海に進出する必要が無かったとか
首長竜とか海生爬虫類が絶滅して、ニッチに穴があいたからだそうだ。
ところでクモ類、ムカデ類に羽を持ったのがいないのはなぜだろ?
なぜ節足動物で昆虫類だけが羽を持ったのだろうか?
脊椎動物は翼竜、鳥類、コウモリ、トビウオといるのに。
それ、全部一つだよ。前足を翼にしたという点で。それに向いた構造があったから、それを使っただけ。
間接肢でそれやるのは難しそうだね。
昆虫の羽はどうやってできたのかは難しい問題らしいが、かなり特殊なことやったみたいだから、
そういう変化は他の類では出てこなかったと見るべきか。
現に脊椎動物でも前足でなく、背中に羽根をはやしてるのはペガサスとカラス天狗ぐらい。
コウモリも鳥も、前足使えなくなって、その点では苦労している。
カブトエビの仲間のシーモンキー(ブラインシュリンプ・アルテミア)は
海水に適応している。
しかしそれ以外の種は淡水性。
シーモンキーの海水への適応は、昆虫と分かれた後に獲得したのでは。
つまり昆虫は昆虫になる前から淡水性の節足動物だった可能性。
脊椎動物みたいに海水域→淡水域→陸上と言うのが一般に考え易そうだな。
おおむねそうだろうが、カニやヤドカリの場合、海から直接陸、と言うのがある。
元から体が丈夫だから、一気に陸に上がれたんだろう。
気持ちはわかるが駆除対象になってあっという間に絶滅しかねないから止めてくれw
競合種が多い間はなかなか他の生物はその環境に進化しない
大型の種の場合は絶滅しやすいから陸上からでも進出できる事があったけど
昆虫のような小型の種はあまりにも競合する種が多いから海に適応する時間が
与えられてないんだろ
でもやっぱりニッチの問題だろうね・・・昆虫ぐらいの小さな生き物だと海は競合種も敵もあまりにも
多すぎる
昆虫以外の節足動物の何かに進化でもしない限り、
海への進出は難しいだろうな。
進出しようとしただろうね。
それに失敗して、小型化で地球環境に
適応していった、今後何らかの環境の激変が
起こったときに海に適応しようと試みる種が
現れる可能性はある。
陸水にも陸に上がる必要に迫られなかった汎甲殻類は相変わらず海で繁栄してるわけで。
間違いなく陸上で分岐した鳥類が1種も海棲に戻ってないのを考えると、
尚更完全海棲に適応する方向に向かう六脚類は増えにくいんじゃないか。
それでもウミユスリカなんかは相当高度に半海棲に適応してる部類だろ。
海鳥とペンギン、種類は結構多いぞ。産卵以外はほとんど海で暮らしているよ。
ただ、ウミヘビなどのように卵胎生になった奴がいないからな。
アフターマンにはペンギンが卵胎生になってイルカみたいになった奴が出てくる。
海鳥が海中で行うのは索餌だけだから海棲には数えなかった。
適応の境目を決めるのはやっぱり繁殖だと思うよ。
セミ、ホタル、カゲロウもそうだけど、
ほとんど繁殖のために成虫になるようなものだね。
幼虫の期間のほうが長い。
61 :名無虫さん:2012/01/30(月) 22:59:34.25 ID:???
長期間幼虫で生活して羽のある期間は一瞬だから海に適応しやすかったのかな。
もう成虫と言うより、繁殖目的で一瞬だけ姿を変えた特殊形態だな
じゃあ、ウミガメは?アザラシは?
ちなみに水生生物の生態的な類型にはニューストンというのもある。
>>61
それは考えられないでもないが、そういう生活の昆虫は他にも多いのに、
ウミユスリカだけ、と言うのが疑問だな。
ちなみにダニ類ではウシオダニというのが海生っぽい。
専用の器官で浸透圧を調整できるから、海に進出しやすいけど
それ以外は基本細胞単位で淡水だの塩水だのに適応しないといけないから
かなり適応のハードルは高い筈
どういう理屈かわからないけど
海水から陸水への適応は起こりやすく、逆は困難のように見える
海ユスリカなどはよく適応できたなと思うよ
無脊椎動物で淡水棲から海棲になった生物ってほとんどいないんじゃ?
無脊椎で淡水→海はなかなかないけど、これはむしろ、無脊椎動物の大半が海で分化した
ものだからなあ。
むしろ菌類なんかも陸で進化したはず。海棲菌は種類多くない。粘菌も海産がないんじゃ
ないか。
硬骨魚類が海に再適応できたのは、むしろ以前に淡水適応した時のやり方
(体の内と外を隔て、体の中に海の浸透圧を保存した)によるのだろう
硬骨魚以降の動物は、海棲でも陸生でも内部は同じ浸透圧に保たれている。
菌類も粘菌も植物も現在陸上で発展しているからといって、陸で生まれたという訳ではおそらくない
有爪動物も元は海で栄えたが、現在では陸上にしか生息していない。
狭角類も海にはほとんどいない
指摘したのは今どこで発展しているかではなく
海水→淡水 の適応に比べ 淡水→海水 の適応が一般的に困難に見えるという点だ。
それは、淡水(陸)への進出が空きニッチへの進出だったのに対し、
海への進出はすでに満員の電車に割り込むようなものだという事情を考慮してもなお、という事。
そのあたりはだいたい納得できるが、
>海水→淡水 の適応に比べ 淡水→海水 の適応が一般的に困難に見えるという点
についてはどうだろう。
むしろ、そもそも海で分化発展した分類群の数と淡水で分化発展した分類群の数が
違いすぎるというのがまずある。だから、海→淡水はいくらでもあげられるが、
逆の事例はそもそも数が少ない、と言うのがまず問題だと思うな。
あと、菌類は生まれはともかく、大きく分化したのは陸だろうよ。少なくとも
糸状菌はね。植物も陸上植物と言うくらいでね。菌類はそれに関わって進化し
たものと思う。
浸透圧
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4044468095/barrett50-22/ref=nosim
無脊椎動物がほとんど海に適応しない一方で
爬虫類や哺乳類は短期間でかなり海に進出している
大型ならともかく、蛇やカメのように小型の爬虫類に中型の魚以上のニッチがあったとも思えない
おそらく彼らは空いたニッチにではなく、満員のニッチに割り込む形で海に進出していったのだろう。
不思議なのは無脊椎動物にはこの通常のニッチ争いすらほとんどみられないことだ。
戦う以前にリングの上に乗ってこないという印象。
確かに海にはどこにでも魚がいて捕食圧がきつそうだが、それは河だって沼だって大差ないし
それをさし引いても釣りが来るくらい海の栄養は豊富だ。
そして海には競合する小さな甲殻類がいるというが
それこそが無尽蔵なエサともいえる
クモは砂浜に無尽蔵にいるトビムシをなぜ放置しているのか?
何か特別な理由がないとこの事実の説明は難しいと思う。
そしてその理由は塩水環境への適応であろうとヤマカンしてみるわけだ。
体にクモの書肺のような鰓の痕跡もない
これは昆虫と同じで、その発生自体が淡水域に起源があるからではないだろうか?
いろいろな状況証拠から多足類は六脚類より古い時代に
先行する形で上陸していた微細な甲殻類に起源があるのではないかと
個人的には考えているのだが、どうだろう。
カニやフナムシなどおおむね海水の浸透圧を持ったまま陸で生きている無脊椎動物はしばしば見るが
逆はない
この事が陸水から海水への移行の難しさの一面を物語っているのかもしれない。
普通は同規体節制は異規体節制より原始的と見るわけだが、どうもそれに当たる先祖も見いだしにくい。
ムカデエビだって単純に原始的とは見なせないようだし。
だったら、昆虫のような先祖から、腹部の構造を省略して、胸部体節が重複するように増えた、と言う
シナリオはあるか?
汎甲殻類のルーツには恐らく実際にノープリウス幼生に似た祖先が存在したのだろう思う、
そしてそれ以前の姿は手がかりがなく、まったくわからない
このノープリウス幼生は3対の側枝を持ち、はっきりしないながら既に4つの体節を持っていると考えられる。
汎甲殻類はこのノープリウスの部分を先頭に、新たな体節を後方に追加する事で進化してきた。
ノープリウスの前方の脚は第一触覚に中間の脚は第二触覚に、後方の脚は大顎になった。
それに引き続き第一下顎、第二下顎の体節を追加した6体節からなるのが現在の汎甲殻類の頭部基本形。
多足類の頭部は昆虫と同じく第二触覚を失っているもののこの甲殻類の特徴と一致する。
遺伝子解析の結果はいまいち曖昧だけど、形態的に多足類と汎甲殻類が大顎類という大グループを作る事は明白に思える。
つまり簡単にいえば多足類はまだ小体節だった古い甲殻類から別れたと考えるのが妥当だろうと。
ところで多足類の発生にはノープリウスの段階はなく
辿れる最も原始的な段階として様々なところに6本脚のステージが現れる
どうもこの6本脚の段階が多足類の進化には非常に重要であったようだ。
もっとも6本脚といっても十数体節ある六脚類のそれとは異なり体節はずっと少ない
生まれた時のエダヒゲムシの体制がこの多足類の原始形にあたるのだろうと思う。
多足類にはこのエダヒゲムシの幼体様の体制で土壌生物として安定した地位を築いていた時代があったのではないだろうか?
それは恐らく動植物の本格的な陸上進出が始まるデボン紀以前の事で
もしかしたらカンブリア紀以前かもしれない
自分は陸上の河沿いや湿地にはかなり早い時期から藍藻類や苔や地衣類を中心とした部分的で小さな淡水の生態系があったと考えている(それは現在もある)。
クマムシやセンチュウ、初期の多足類などがそのメンバーとなる顕微鏡サイズの生態系だ。
クマムシも多足類もこの段階で陸上に隔離され、以後独自の系統になった、と考えてみた。
そう考えれば分岐年代の古さも一応説明が可能だが
少し前までは結構メジャーな説だったと思うが
その通りだが、現在では激しく否定されている。
だから、それ以降の話で行きたいじゃないか。
そもそも、昆虫が甲殻類起源というのはさらに新しい。
だったら、三葉虫なんかが陸に上がったと考えるのがしぜん
ではないでしょうか?
カニは蜘蛛だし、エビはサソリでしょう?
でもって、足が3対の昆虫はやどかりね。岡ヤドカリもいるし。
だから、海に進出しなかったんじゃなくて。
海から出てきたら居心地よくって、
羽がはえちゃって、で、大爆発ですよ。
ダメ?
ダメかと聞かれればダメでしょうねw さすがにその大雑把さでは
もし三葉虫が上陸してたんなら、それを追ってアノマロカリスも上陸して
いまもどっかでひっそり生き残ってるかも
それはそれで夢がある話だけどね
だって、アノマロカリスって足無いぢゃん。
三葉虫がそのまま上がってきたんぢゃなくてぇ、
進化しながらですよ。
三葉虫はオオグソクムシとかタイノエとかになりました。
ワレカラなんかカマキリになったっぽいぢゃん。
べつに足なくてもいいじゃん
ほら、ミミズだったカタツムリだって上がってきてるんだしさw
まあアノマロカリス類には足のある種もいるんだけど
ワレカラとカマキリは確かにちょっと似てる気もするなw
でもカマキリはワレカラではなく、ゴキブリやシロアリの仲間らしいよ
>だって、アノマロカリスって足無いぢゃん。
最近の研究じゃ足があったらしい。
http://ameblo.jp/oldworld/entry-10409355740.html
やっぱ、あの形態では足、あったよなぁ。
でもって、あのころは脊椎動物なんてまだピカイアだし、虫だけ
いきなり地上にいるって、おかしくねぇですか?
流れとして海から上がってきたってぇのが自然だと思うんですけどねぇ。
さらには、昆虫のやつらは変態するんですよ?
そんなのもう訳わかんないぢゃないですかぁ?
海からぢゃないとすると、やっぱ宇宙からですよ・・・・
> さらには、昆虫のやつらは変態するんですよ?
> そんなのもう訳わかんないぢゃないですかぁ?
人間だって変態してるよ、お母さんのお腹の中で
発生初期には鰓があるし、尻尾があるし、鼻は目より上にくっついてる(魚のレイアウト)
>虫だけ いきなり地上にいるって、おかしくねぇですか?
むしろ、これは虫だから。
外骨格あるし、足あるし、だから水中生活の奴でも陸上で活動可能なのはいくらもある。
たとえばイセエビ陸に揚げて見。ちゃんと歩くから。
現在でも、海岸線の打ち上げられた海藻の下なんかは、いろんな甲殻類歩いてる。
だから、さほど難しい適応などなくても、少なくとも這い上がれた。
餌は、海の生き物の打ち上げられたものがいっぱいあったはず。
つまりは甲殻類は、上陸しやすかったってぇことですよねぇ?
だから、やっぱおいらが言ってるように、このスレの名前そのものが
おかしいんですよ。
「昆虫はなぜ海に進出できなかったのか」
ではなくて。
「甲殻類が進化した昆虫がなぜ海に帰らなかったのか?」
が正しいんぢゃねぇでしょうか?
>やっぱおいらが言ってるように
そんなこと言ってたか?
>「甲殻類が進化した昆虫がなぜ海に帰らなかったのか?」
それはある意味でその通り。ただし、論理矛盾ではある。わざわざ陸向きに進化して、
どうしてもう一度海に戻る必要がある?
かつまたたとえば脊椎動物も陸へ登ってきて、でも鯨みたいに立派に海の動物相で
大きな顔をしてるのがある。だから、「なぜ昆虫は…」というのが疑問なのも確か。
>わざわざ陸向きに進化して、
どうしてもう一度海に戻る必要がある?
ですからぁ、地上に出てきたら居心地良くって翅はえちゃってバーン。
ですよ。
そうすれば、蛹も説明がつく。
変態時にどうしても必要な「海」をカプセルにしたものが、
サナギなんですよ・・・きっと・・
>人間だって変態してるよ、お母さんのお腹の中で
発生初期には鰓があるし、尻尾があるし、鼻は目より上にくっついてる(魚のレイアウト)
それは知ってますけど、そーゆーのは変態ぢゃなくて「成長」
だって、芋虫がサナギになって挙句の果てには翅はやしてって・・
もう違う生き物ぢゃないですかぁ。
ゾエアが蟹になるのも変態でしょ?
だからぁ、甲殻類からのぉ昆虫進化説なんですけど?
変態と成長には本質的な違いはないよ
人の印象で変化の大きいものを変態と言っているだけ。
大した違いはないよって、あぁた芋虫が蝶ですよ?
そんなことするのは虫だけなんですよねぇ。
甲殻類⇒昆虫、がダメなら、んぢゃおいらはやっぱ宇宙説だな。
「クマムシ」レベルの丈夫さがあれば隕石にくっついて、やってきても
おかしかぁないな。
あ、「クマムシ」は昆虫ぢゃないか。
芋虫から蝶という変化は印象は派手だが変態としては保守的な部類だよ
体節、側枝、神経や消化器官や呼吸器官、頭部胸部腹部という昆虫らしいブロック構成も変わらない
確かに色々変わる部分もあるのだが、基本的なボディプランに変更はない。
翅だっていきなり生えるわけでわなく幼虫のうちから所定位置に小さいのが育っている。
確かに体の大部分がいったんドロドロになってしまうというびっくり変態だが
その割に結果は驚くほど元の体制を維持している。
大きく変わってしまう例は、左右相称のプルテウス幼生から体内にできた五放射対象のウニ原基に体を乗っ取られるようにして変態するウニや
自由生活のノープリウス幼生から宿主の体に入り、神経も消化管もない木の根のような成体に育つフクロムシなどがあげられる。
カニやエビは脱皮はするけどサナギにはならない。
>サナギの期間がある動物って昆虫以外にいるの?
ない。なぜなら、蛹というのが昆虫の変態の一時期についた名だから。
ただし、黄身の考える蛹が蛹のすべてでない可能性は考えるように。泳ぐ蛹や
歩く蛹もある。
逆に、他の動物でも蛹のような段階はある。一時期大きく姿を変えたり、唐突に
運動性がなくて何も食べない時期があったり。
変態自体は生物の成長の中で非常にありふれた現象だよ
>わざわざ陸向きに進化して・・・
という話もあるが、
淡水域で見る限り昆虫は頻繁に水棲になったり陸生になったりしていて
水への適応は自在にできるように見える。
今の水生昆虫の多くは一度水棲から陸生になって、その後再び水棲に進化したもので
系統も水中での酸素の確保の仕方もまちまちだ
多系統が独立に適応しているということは適応が比較的簡単だった事を表している。
どうも昆虫が水を苦手としているとは思えない。
あくまで海水が苦手なのだ。
昆虫の優れている点は移動力だあんなに小さい体で広範囲に瞬時に動ける
これは繁殖の機会や餌の取得の面で非常に有利に働く
海はあの大きさで早く移動できない。長所を放棄する事になる
翅にしても水の中に入ると濡れるし、塩分を含んだ水なら乾かしても塩の結晶がつくし
浸透圧で体内の水分が出て行かないようにエネルギーを消費しないといけない
肉食の魚が多い中で、成長途中で蛹になるのもリスクが大きい
これだけのデメリットを抱えて得られるメリットが少ないことが原因だろうな
論に納得できるところがない。
確かに水中では空中ほどの速度は維持できまいが、代わりに水流がある。
ハマグリだって一晩に1キロ流れて移動すると言うぞ。
浸透圧については論外。
肉食魚が多いと言っても、陸上では鳥がいっぱいいる。条件は変わらないはずだ。
蛹になるのはリスクかも知れんが、それは陸上だって同じだ。蛹がうまく隠れる
ようにすればいいだけのこと。
素人の意見が聞きたい訳じゃない。単におもしろい意見が聞きたいだけ。もっと
おもしろくて納得できる論がほしいものだ。
どう納得できないか言わないと説得力に欠けるよ
水流ってw自力じゃないじゃん。流されてるだけw
何故論外なのかの説明がないと論外だな
条件が変わらないってw密度と種類の豊富さが違う
意見を否定しているだけで、つまらん
水位が低位置で安定していれば、塩分もOKなのかも
あと淡水でも深い湖などのど真ん中では水上を飛んでくるの以外は見ないんじゃないかな
ちなみにアメンボは海にもいるよ
陸上で存在を脅かされるようになれば、自然と海に出るだろ
要するに陸上には競合する種がいないから海に出ていないのだ
たぶんそういうもんじゃなくて
生物分布は特に意味もなくただ単に広がっていくのだと思う
拡散していくって感じ
生物は繁栄したいと思ってる訳ではないし
どの方向にいけば繁栄できるか知っているわけでもない
いろんなところにランダムに拡散し、たまたまそこで繁栄した群が残るというだけだ
その繰り返し
それを外から結果だけ見ると、一定方向への進出に見える場合があるというだけなんだと思う。
という事は海では全く繁栄できなかったんだな
陸地と違うところは塩と波か
そんなものなんだな
たまたまそこの環境に適応したものだけが繁栄して来た。
昆虫では前出の海ユスリカなど40種程、すでに海や海辺に適応したものが確認されており
三岐腸類にも陸貝にもたしか海に適応した種類は存在したはず(うろおぼえ)。
淡水域で分化したと言われている鰓脚類からも海生種が出ており、
アルテミア・サリーナは海の何倍にもなる塩湖ぬ高塩環境にも適応した。
まあ、けっして塩水適応が不可能という訳ではないのだ
だが、やはり全体から見ると種数的にも量的にも僅少と言わねばなれず、
海に進出しているという印象には遠い。
希望を言えば、そこいら中にいるワラジムシや
クリスマス島を埋め尽くすアカガニのように
「ドヤ顔」で海を闊歩していて欲しいものだ
特に昆虫は陸では圧倒的な種数と頭数を誇って文句なしの一人勝ち状態で
その適応力の凄さはさんざん見せつけられているだけに、海でのおしとやかさには疑問が残る。
塩水に対応できるという事は、空気が無いと駄目なんだろうな海ユスリカも潮間帯に棲むし
ゲンゴロウのようなお尻の気泡は海水では付かないし
水カマキリのような管も波が高すぎるのだろう
肉食性の昆虫にとっては、小魚や貝類などが沢山棲んでるし、
植物食性なら、海藻類が豊富な海なのに実に勿体無いよな。
磯場にびっしり張り付いている
タマキビとかイシダタミガイとか食い放題だと思わない?
122 :名無しさん:2012/02/08(水) 17:17:21.07 ID:I41T21UI
下位被捕食者としても丁度良いんじゃない?
ちょっと待っててね
byムシキング
昆虫じゃないみたいだね
しかし動きと形がクワガタだ
http://www.youtube.com/watch?v=Rdglay7U4Uw
うわああ、すごい!!!!!
つうか昆虫の定義がそもそも
間違っているとかはにあのかね?
海に住んでる「外骨格生物」は全部
「虫」でいいのでは?
カニやエビなんてどうみたって虫じゃんかよ。
虫って日本語は、昆虫より遥かに範囲が広いんよ
古くは貝も蛇もカエルも、もちろん昆虫もエビカニも虹も虫
獣と鳥と魚(とヒト)以外全部「虫」扱い。龍も長虫と言われるくらいだからねw
最もオーソドックスな虫、つまり「真虫」は蝮、爬虫類だもんな。
しかし、昆虫類は「虫」、それ以外は「蟲」って書く場合が多いんじゃないか
ってベクターケースファイルの人は書いてた。
小型の動物は大量絶滅後もそれなりに生き残って
ニッチを空けてくれないから難しいんじゃない?
それに比べ大型の動物は空いたニッチで適応してける。
淡水域で昆虫が多く見られるのは、新しく出来た水溜りに
羽を使って飛んできて天敵のいない状態で適応が出来るから
と思うよ。
むしろ双翅目などの最新モデルが適応を果たしている。
それに、クモとかは昆虫だと思ってる人間も珍しくないぞ。
>>134
それはむしろ、昆虫が淡水起源であれば当たり前なのでは?
汽水域にさえ進出していないのが不思議なんだよな
水生昆虫の住む川や湖沼は、長い時間の中で海に飲まれたり独立したり
定期的に塩水←→淡水の過渡的状況を提供していた筈で
言えば、水生昆虫は最も自然に海生への進化が起こる位置にいる生物だった筈
なのに、そこからは起こらなかったというのが不思議だなと
それから水生昆虫といえば、かつていたであろうと想像される
有翅昆虫の前段階、気管鰓を持ち羽化をしない完全な水生昆虫のグループから
海生が出なかったいうのはむしろ考えにくい事ですらある。
等脚類や節足動物なんかが海に戻った昆虫なのかもしれん
折角一行目は良い事書いてるのに、2行目は別人の様に妙な事を書いてる。
生活域が海上のもいれば繁殖域が海水のもいるし、満潮時に水没する巣穴に棲んでるのもいる。
あれだけ繁栄した後で淘汰圧を受けた頭足類が一切淡水に移らないのと比べれば相当なもの。
> あれだけ繁栄した後で淘汰圧を受けた頭足類が一切淡水に移らないのと比べれば
それも謎なんだよな
タコなど一定時間なら上陸も可能だというのに。
怖くて泳げない。砂浜歩けない〜。
でもゴキブリって森林性だと家にいる奴よりばい菌保有量少ないの?。
だとしたらウミゴキは実害なし?
磯場ならフナムシとか、山ならザトウムシとか
結構恐いよね
海はにょろにょろぬるぬる粘膜系の連中こそイヤだわ
下手すりゃ透明で見えない
ワラジムシみたいでカワイイと思うな。
陸でいくらでも適応できる場があるから、わざわざ海を目指す必要性がなかったってこと。
それらしい話なんだが、その論法だとイルカやペンギンはどんだけ食い詰めてたんだって話になる
自然淘汰の解説は証拠の無いことが多く、よく眉に唾を付けて聞かないとうまく「進化論的空想」に丸め込まれてしまう。
そもそも生物は食い詰めて分布を広げるわけではない。
生物はもともと自然に拡散してゆくもので、その中で飢えた群は滅び、そうでない群は生き残りまた拡散する
そのくり返しが結果的に良い環境の方に移動や進出をしたように見えるというだけだ。
何かを目指して進化や適応をした生物なんていない
進化に方向性が存在してるなんて考え古臭すぎて笑うよなwww
昆虫は海洋にも適応しているし、覇者と呼べる個体数を保有しているだろう
そもそも分類学なんてめちゃくちゃなんだから
こういうくくりの議論は無駄だ
取りあえず君の考える「海洋にも適応しているし、覇者と呼べる個体数を保有している」という
正しい『昆虫』の定義を教えてくれ
話はそれからだ
分類なんて人間の作った物なんだから、昆虫が海で栄えなかったというより、海にいない羽のある甲殻類を人類が勝手に昆虫と分類しただけ、と言えば言えないこともない。
>>163の言い分はそういうことだろう。
その話のおかしいところは、
「海でも栄えた」と、明らかにある分類を使用して「と言える」と結論しているのに。
同時に、「人類が勝手に分類しただけ」と、分類自体を否定してしまっている事
自分の話の前提を自分で崩している。
それから
>海にいない羽のある甲殻類を人類が勝手に昆虫と分類しただけ
は、いろいろ間違っている
昆虫は少数ながら海にもいるし、翅がない昆虫もいる。
そして昆虫が甲殻類の仲間であることは最近ようやくわかった事だ。
昆虫が海洋に適応ねぇ?
俺は信じるよ
あの外見は宇宙生物そのものだ
人間が本能的に昆虫に対して嫌悪感を持つのは遺伝子レベルで拒絶してる証拠
昆虫は陸水(淡水)域ではよく水中生活に適応している
しかし、水棲の鋏角類というのは希少だし
多足類に至っては聞いたことがない。
もしかして昆虫は節足動物の中で、淡水と非常に相性のよい、ちょっと特別な生物なのか?
最初は臓器の慣性、、、偏りに問題かと考えたが、隔壁設ければ問題となり得ないし、外敵に対してのの対防御性は捨てがたいものがあると思うけどなあ。。。。
甲殻類総合スレッドpart1からコピペ
今一番ネックになっていると思われるのは
現在の酸素分圧下で、巨大な体全体に供給する酸素を確保するためには
気管の表面積を増やすための膨大な枝分かれが必要で
その複雑な気管の脱皮が出来ないというもの
なるほど、信憑性の高い仮説だなあ。
しかし脱皮にまで考え及ばなかったw、すごいわ
結局生みも巨大化も呼吸の仕組みが阻害している可能性大のかもしれんね。
本格的にエラを作ったのは案外少ないんだよな
カゲロウとかヘビトンボとかに限られる
あとのは空気の粒を抱えたり、しっぽから管を水面に出したり
なんだか怪しげな方法で酸素を確保している。
それでも他の系統から見れば、水棲化にあたって一度失ったエラを復活させられた奇跡の系統ではあるんだが
人類は一度水生動物化してから陸に上がって今の人類になった。
だから体毛がないんだぜ?
昔ムーでハルマゲドンで人間が全滅した後、人間に取って代わる生物進化予想図特集組んでたな
アザラシはネコ目
着ぐるみアザラシ ゴマちゃん
昆虫の誕生 一千万種への進化と分化